ありえないSuperGT
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2008年度のSuperGTですが、新型GT-RのGT史上初という開幕2連勝で幕を開け、先日の富士ではお約束通りホームコースであるトヨタが優勝を持っていったわけですが、各所で非難されているのは2連勝してしまったGT-Rに対する特別性能調整というレースをつまらなくする制度に対する不満。
中でも、このGTR-WORLD.NETさんのニスモ飯嶋嘉隆チーム監督インタビューによれば、
同一マシンが2戦連続で勝てないようにしているのが、SUPER GTのレギュレーションです。その中で、同じ車種、同じ号車が連勝というありえないことをやってしまいました。
それで、もともとの予選とレースの結果によるハンディウエイトが115kg。これはもうレギュレーションで決まっています。ところが、特別性能調整がそれまで50kgだったのが、GT-Rは全車80kgに増量っていうのが、GTAのほうから決められて…。レギュレーションだから仕方ないですけど、非常に苦しい状態で富士に臨んだわけです。
さらに、
23号車の搭載ウエイトは、トータルで195kg。積めるウエイトは100kgまでなので、95kg分はリストリクターを小さくすることで相殺し、今までより2mm小さく27.0φになりました。それが半端じゃないくらい小さくて。2mmってどのくらいかというと、60馬力以上なくなるんですね。ストレートの速さでいうと、ほとんどGT300のポルシェと同じ。「GT400ちょっと」みたいな(苦笑)、そういう状態が23号車。実際にスピードガンで測ってみるとストレートで20km/hぐらい遅い。2mmも絞るなんてまったく想定外ですよ。ありえないです。
この記事を読んで「あほかっ!」って思ってしまったのは、「同一マシンが2戦連続で勝てないようにしているのが、SUPER GTのレギュレーションです。」ってところ。
つまり、GTアソシエイションという日本のレースをつまらなくするこの規則を作ってる会社にすれば、3大メーカーが仲良く順番に優勝して気分よくしてくれないと、参戦してくれなくなると困っちゃうんでしょうね。だからこの規制があるわけだ。
だから日本のレースはつまらないし、お客さんも入らない(まぁSuperGTは別だけど)んだろうなぁ。
F1のSuperAGURIがスポンサーがなくて参戦するための資金がないってときにも日本のメーカーは知らん顔。F1って
年間で何十億もの人が見る国際的なレースで、それに日本から2大メーカー(ホンダ・トヨタ)が参戦しているのにも係わらず人気がない。
ビジネスシーンが世界中で展開されている今の時代、F1でスポンサーになるっていうのはかなりの広告になると思うんだけどな。ま、高いけど(笑)
それにしてもSuperGTはもう少しレースが面白くなるようにしてもらいたいです。