未来は君たちの手で作るのだ

未来のことなど誰にも分からないのだ

大宮のおばちゃん、ありがとう。

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今日、80歳にて他界した大叔母の告別式のために大宮まで行ってきた。朝10時過ぎに集合予定だったのであきる野ICから圏央道を利用し川越から大宮へ。家から2時間弱で到着。心配した雨もそれほど強くないうちに到着できたのだが、葬儀場で受付の準備などをしている頃には外は大雨だった。神様も泣いているのだろうか。

ちょっとだけ大叔母のことについて少し触れてみる。

私の親父の親父。つまり私にとってのおじいちゃんは8人兄弟の長男で既に私が高校生のころに他界しているのだが、その妹にあたるのが今回のおばさんだ。おばさんの長男夫婦は長年子供に恵まれなかったため、孫ぐらいの年になる私とその下の兄妹たちを本当の孫のようにずっとかわいがってくれてきた。私は生まれる前からのつきあいなのでその付き合いは32年以上にもなる。大宮のおばちゃんと呼んでいて、小さい頃は沢山泊まりに行ってはご馳走を食べさせてもらったし、お小遣いも沢山くれたし、お正月に家族そろって伺ってみんなで宴会をするのが毎年の恒例行事だった。

その後、念願の初孫が誕生してからは私の兄弟が大きくなって少し距離ができたこともあり、一人孫だったこともあってか甘やかせてばかりだったが、とても毎日楽しい暮らしをしていたようだった。

そんなおばちゃんと長年連れ添ったおじちゃんが数年前に他界してからは、持病などのこともあって入退院を繰り返しては入院中にベッドから落っこちて骨折してしまったり、とずっと元気がなかった。仕事をしているとなかなか会いに行けなくなってしまったのだが、時間を作って病院に行った際に見せる元気な顔はいつものおばちゃんだった。

そんな中、先日、仕事が終わって迎えに来てもらった妻にうちの母から電話があり、何かと思ったらおばちゃんの急逝の連絡。。。

病院に入ってからは白髪も増え、すっかりやせ細ってしまっていたが私の中に生きているおばちゃんはすこしふっくらとしていつものにこにこ笑顔だ。今日、棺の中に眠ったおばちゃんは安らかな顔をしていた。今日で最後のお別れをしてきたが、あと数十年もしたら私もそっちに行ってまた会いにいくと伝え、たくさんたくさんお礼を言ってきた。

おばちゃんいっぱいお世話になりました。本当にありがとう。