F1日本GP決勝レース
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久しぶりの鈴鹿はとても面白かった。一昨年、昨年の富士もコースは綺麗だし、富士山が見えて景色もいんだけどサーキットとしてみるとやはり鈴鹿の方が見ていて何倍も面白い。
決勝は予選のときのような事故が多発するものではなく、終盤のアルグエルスアリのクラッシュ以外は順調だった。
ポールから圧倒的な速さで他を圧倒し、レース終盤のセーフティーカー導入にもペースを惑わされず自分の仕事をきっちりとこなしたレッドブルのベッテルがポールトゥウィン。スタート直後に3位ハミルトンに抜かされたトヨタのトゥルーリがレース中2度目のピットインを巧く利用し2位でフィニッシュ。3位は終始ペースがあがらずラップタイムだけみるとベッテルに常に0.5〜1.0秒遅れ、ヤルノにもコンマ5秒遅れで周回することしかできなかったハミルトンが入った。
注目の日本人ドライバー中島一貴は予選17番手スタートだったことこあってか、決勝も15位フィニッシュと母国グランプリでも成績は振るわず。ルーキーイヤーだった昨年はポイントもしっかり取ってきたけれども、今年はまだノーポイントだし、チームドライバーのニコにもかなり遅れをとっているので来年のシートは残念ながらないような気がする。
私が応援しているハミルトンはレース中ずっとペースがあがらなかった。特に後半はそれが顕著に出ていて前を走るヤルノに離されてばかりだったので、ひょっとしたらレース中の無線でも話がでていたKERS関連のトラブルがあったのかもしれない。1周にKERSを使うとコンマ5秒ぐらい速くなるというからその影響がラップタイムに現れていたのかもしれない。どちらにしても今年のマクラーレンは車の開発で遅れをとった影響がずっとシーズンを支配しているなという印象がある。
それにしてもベッテルは速い。今年は難しいだろうけど来年再来年ぐらいには確実にチャンピオンになりそうな予感がする。が、その前に立ちはだかるのは来期フェラーリに移るアロンソだろうな。
次戦は事故で今年のレースに出場できなくなったマッサ、まだまだタイトル争い中のバリチェロの母国ブラジル。昨年は劇的な幕切れでハミルトンがワールドチャンピオンになったレースなだけに、今年もまた何かが起こりそうで楽しみだ。